肩が痛いときの考えられる病名、原因と症状、対処方法

 

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肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)

40代50代の人に起こりやすい肩関節のまわりに起こる炎症のことを、

四十肩、五十肩といいます。

 

肩が痛くて腕が上がらない、腕をねじったりすると肩が痛む、

痛くて腕が後ろにまわらない、夜寝ているときに痛むといった症状が特徴です。

 

ほとんどの場合、安静にしていれば半年から1年で自然に治りますが、

ストレッチなどによって症状をやわらげ回復をさらに早めることができます。

 

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四十肩・五十肩は何故起こるのか?

実は四十肩・五十肩の起こる原因についてはまだよくわかっていません。

 

肩関節はとても広範囲を動かせるようになっていますが

それだけに複雑な構造になっています。

 

肩関節は上腕骨と肩甲骨とが接続していて、まわりにはたくさんの筋肉や腱

関節をスムーズに動かすための「滑液包」などがあります。

 

このため、炎症が起こりやすく、肩の痛みを発症しやすい部分といえます。

この肩の痛みは四十肩・五十肩?

四十肩・五十肩になると、肩の痛みで肩関節の可動域が相当制限されます。

病院では、腕を上げる、横に開く、後ろに回すなどの様々な動作を行い、

四十肩・五十肩かどうかを判断します。

肩に痛みを感じたり、スムーズにできないといった場合、四十肩・五十肩が疑われます。

肩の痛みを和らげるには?

肩の痛みが強いときは安静にし、肩関節を温めるのが有効です。

 

熱めのお湯にひたしたタオルを絞ってビニール袋に入れたものを、

肩関節を包むようにのせるとよいでしょう。

 

ドラッグストアなどで市販されている湿布薬を肩関節に貼ることも有効です。

ぬるめのお風呂にゆっくりとつかったり、シャワーをかけたりするのも手軽でいいですね!

 

お湯を2〜3分、水を2〜3分、というように交互にかけることを

10〜20分くらい続けるのも効果的です。

 

後で肩を冷やさないよう、最後はお湯のシャワーで終了します。

 

また、衿ぐりの大きく開いた服は肩を冷やす原因となりますから

普段の服装にも気を配ってください。

 

肩の痛みが強いときは市販の鎮痛剤を使ってもいいと思います。

 

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肩が痛くならないための予防法

体がかたくなってくるとどうしても肩の可動域が狭くなってしまうので

適度な運動をするように心がけましょう。

柔軟体操などのストレッチも効果的です。

返って症状を悪化させないために、ストレッチの際は肩の痛みが起きない範囲で行ってください。

特に、肩関節周囲炎の前兆である肩にしびれや違和感などを感じたら、みのがさず上記方法で対応していきましょう。