膝(ひざ)が痛いときに考えられる原因と対処方法

 

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膝が痛い〜なぜ膝が痛くなるのか?

 

膝痛には、サッカーやスキーなどのスポーツや事故などが原因で膝が痛む急性な要因と

特に中年以降に慢性的に痛くなるものとがあります。

急性な要因の場合は、まずお医者様による診断と治療が必要です。

 

 中高年の膝痛では、「慢性的に痛い」というかたが増えています。

膝の内側が痛い、階段の昇り降りのときに膝の関節が痛い、痛くて正座が出来ない、歩きはじめや立ち上がって膝を伸ばすと痛い、

など。こういった膝痛のほとんどは、変形性膝関節症といわれているものです。

変形性膝関節症は非炎症性で軟骨の変形から始まるとされていますが、医学的にはまだはっきりとは解明されていません。

しかしこの症状の膝をみてみると、膝が痛むのいちばんの要因として、日本人に多く見られるO脚が関係しているのではないかと考えられます。

O脚はふとももの内側のすじが弱くなり、外側のすじが強く固くなるために起こります、

レントゲンでみると膝の内側に病変が多々みられます。

膝痛の症状が進行していくとO脚はよりひどくなりがちです。

二番目のおおきな原因はふとももの前後の筋のバランスの悪さです。

中高年になるとどうしてもふとももの前にある筋が固くなって膝蓋骨の動きがおもわしくなくなり、

しかもふとももの後にある筋が弱くなってしまうというように、膝のまわり筋のバランスが悪くなります。

膝のまわり筋のバランスが悪さが原因で膝への負担が増し、さらに体重がふえると症状悪化に拍車をかける

ことになってしまいます。

膝が痛むときのマッサージ方法

歩いたり走ったりすると痛む場合

膝のどの方向が特に痛むということが判明した後は、

同じ方向につながっている筋肉を念入りにマッサージしましょう。

 

例えば右足の左下が痛い場合、弁慶の泣き所

に沿ってくるぶし方向に向かってマッサージします。

 

このときふくらはぎのみを揉むのではなく

弁慶の泣き所に近い場所をあわせて揉むのがコツです。

 

他の場所のときもそうですが、

筋肉そのものだけではなく「骨に沿ってマッサージ」というイメージでやると効果的です。

 

実際にやってみるとわかりますが、

膝が痛いはずなのに先ほど述べた箇所をマッサージしてみると

かなり強い痛みを感じるでしょう。

 

その部分を効率よくマッサージすれば、驚くほど早く痛みがなくなります。

 

とりわけ旅先などで緊急を要するときは比較的強く

2〜3分マッサージしてみてください。

 

だいたいの場合、これにより痛みが大分緩和すると思います。

 

通常の場合は、

やはりお風呂場などでゆっくりマッサージするのが、

一番効果があるかと思いますので、歩きつかれたと感じたときは、

お風呂場などで入念にマッサージをすれば翌日も膝が痛くなりにくいでしょう。